2006年9月 3日 (日)

野球の基本的ルール(その13 振り逃げについて)

【振り逃げ】

三振は、三振となった投球を捕手(キャッチャー)がノーバウンドで捕球してはじめて三振となります。それなので三振となった投球、すなわち三つ目のストライクが宣告された投球を捕手(キャッチャー)がノーバウンドで捕球出来なかった時は、その後に打者(バッター)にタッチをしてタッチ・アウトにするか、打者(バッター)が1塁に到達する前に1塁に送球してアウトにしないとアウトになりません。

このことを通称「振り逃げ」と言いますが、正式な記録は三振とエラーになります。通称は、振り逃げですが三振となった投球を捕手(キャッチャー)がノーバウンドで捕球出来ない時は打者(バッター)が振っていなくても、すなわち見送りでもその打者(バッター)は振り逃げをする権利が生まれます。

しかし、三振となった投球を捕手(キャッチャー)がノーバウンドで捕球出来ない時には如何なる場合でも振り逃げが出来ると言う訳ではありません。アウト・カウントが1つ以下の時に1塁に走者(ランナー)が居る場合は振り逃げは出来ません。その場合は、打者(バッター)が三つ目のストライクを喫した時点でアウトとなります。

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2006年9月 1日 (金)

野球の基本的ルール(その12 ホームラン)

【ホームラン(本塁打)】

典型的なホームラン(本塁打)は、打者(バッター)が打った打球がダイレクトにフェア・ゾーンでフェンス・オーバーすると言うものですが、打球がダイレクトに両翼のポールに当たってもホームラン(本塁打)ですし、例えば外野手のグローブにダイレクトで一旦入った打球が飛び出し、そのボールが地面に落ちる事なくフェア・ゾーンでフェンスを越えてもホームランです。

また、打者(バッター)がフェア・ゾーンのグラウンドに打った打球を野手がダイレクトで捕らなかった場合にアウトにならずに本塁まで来れば、それもホームラン(本塁打)です。このホームラン(本塁打)の事を特別にランニング・ホームランと言います。但しこの場合、守備側にエラーがあるとホームラン(本塁打)ではなく記録上エラーが付きます。

ホームラン(本塁打)は、打った瞬間ホームラン(本塁打)が認められる訳ではありません。打球がフェンス・オーバーした後にダイヤモンドをちゃんと一周してホームベースを踏んではじめてホームラン(本塁打)が認められます。

ホームラン(本塁打)を打った後にダイヤモンドを一周する間に何れかのベースを踏み忘れた時に守備側にアピール(プレー)されたり、走者(ランナー)が居る時にホームラン(本塁打)を打った時に前の走者(ランナー)を追い越したりすると、そのホームラン(本塁打)は取り消されアウトとなってしまいます。

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2006年8月30日 (水)

野球の基本的ルール(その11 インフィールドフライについて)

【インフィールドフライ】

インフィールドフライとは、簡単に言うとある条件の時に打者(バッター)が内野フライを打ち上げた場合に、フライが上がった時点で審判がインフィールドフライを宣告する事によって、フライを打った打者(バッター)がアウトになる事です。

インフィールドフライが宣告されるのは、ある条件の時だけです。それは、アウト・カウントが1つ以下で、走者(ランナー)が1塁、2塁及び満塁の時です。これは、この条件で内野フライが上がった時に、故意の落球によっての併殺プレイを防ぐ為のルールです。

フライが上がった時点で、審判がインフィールドフライを宣告する事によって打者(バッター)がアウトになってしまうので、打球の捕球をしてもしなくても打者(バッター)はアウトです。その際、走者(ランナー)はフライが上がった時のルールに準じます。

つまり、インフィールドフライを野手が捕球するれば走者(ランナー)は、打者(バッター)が打つ前に居た元の塁に一度帰塁しなければなりません。もちろん、この時走者が帰塁するよりも先に、ボールを持った守備側の選手が帰塁すべき塁のベースに触れるとアウトとなります。しかし、インフィールドフライを野手が捕球しなければ走者(ランナー)は帰塁する必要はありません。

また、一度審判によってインフィールドフライが宣告されても結局その打球がファールとなってしまった場合は、ファールとなります。

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2006年8月23日 (水)

野球の基本的ルール(その10 投手のルールなど)

 守備のポジションの中で投手(ピッチャー)と捕手(キャッチャー)、いわゆるバッテリーは他のポジションに比べて特殊だと言えます。捕手(キャッチャー)はポジションで唯一ファール・ゾーンに居て、一人だけ他のポジションの選手とは逆を向いてプレイします。投手(ピッチャー)は何と言っても打者への投球を行います。

 以上のようにバッテリーは、特殊な面がある為ルールもバッテリーの特別なルールがあります。取り分け投手(ピッチャー)には投手(ピッチャー)特有のルールが存在します。そこで、今回は主に投手(ピッチャー)に関する事をお話したいと思います。

【投球方法】

投手(ピッチャー)が打者へ投球する時にも投げ方についてのルールがあります。特に走者(ランナー)が居る時には、走者(ランナー)を騙してアウトにしようとしたり進塁を妨げようとする行為を禁止しているボークと言う反則を犯すケースが増えるので投げ方に、より気を配らなければなりません。

この為、投球動作には幾つかの種類があります。走者(ランナー)が居ない時に向いているのはワインドアップ及びノー・ワインドアップです。走者(ランナー)が居る時に向いているのはセットポゾションです。

これらの投球動作について簡単に説明したいと思いますが、その前に投球動作と走者(ランナー)とはとても関係が深いので、その辺りからお話をしたいと思います。走者(ランナー)は1つでも先の塁に進みたいと思うので、一歩でも次の塁に近づこうと離塁するリードをとります。

そして、隙あらば次の塁に走る盗塁を試みたりもします。守備側のバッテリー、特に投手(ピッチャー)は当然それらを防がなければならないので、走者(ランナー)が自由にリードを好きなだけとったり、盗塁したり出来ないように牽制します。その走者(ランナー)を牽制する方法が文字通り牽制球です。しかし、この牽制球を投げる時に上記で述べたボークになる事があるので気を付けなければなりません。

【ワインドアップ(モーション)】

Windup_motion_1

ボールを持った手をグローブで包むようにして合わせた手を頭の上まで上げ、振りかぶってから足を上げて投げる投球動作です。全身を大きく使う投球動作なので投げた球に勢いが付きやすいと言う利点がありますが、投手(ピッチャー)によってはコントロールが付けにくい事もあります。

また、この投球動作は牽制球を投げるのには不向きな為、牽制球を投げる必要がない走者(ランナー)が居ない時や満塁などの時に用いられる事が多いようです。

【ノーワインドアップ(モーション)】

Nowindup_motion ボールを持った手をグローブで包むようにして合わせた手を胸の前で止め置いてから足を上げて投げる投球動作です。振りかぶって投げない分、ワインドアップよりは投手(ピッチャー)によっては投げた球に勢いが付かない事もありますが、その分ワインドアップ(モーション)よりもコントロールを付けやすいです。

ただ、この投球動作も牽制球を投げるのには不向きな為、牽制球を投げる必要がないケースで用いられる事が多いようです。

【セットポジション】

Set_position 軸足でない、自由になる方の足を軸足の前に置き、合わせた手を胸の前で止め置き一旦静止します。その後に足を上げて投げる投球動作です。ワインドアップやノーワインドアップに比べて全身を使えないので、投げた球に勢いが付きにくいですがコントロールを付けやすくなる事が多いようです。

また、この投球動作は牽制球を投げるのに非常に適しているので走者(ランナー)が居る時に多く用います。

【ボーク】

上記でも少し述べましたがバッテリーは、走者(ランナー)を騙してアウトにしようとしたり進塁を妨げようとしてはいけません。このような行為をするとボークの反則を取られ、各走者(ランナー)はそれぞれ1つずつの進塁を許されます。

ただ、このルールは野球のルールの中でも分かりにくいので典型的なものだけをいくつかご紹介したいと思います。まず、投手(ピッチャー)は投げる時に必ず投手板(ピッチャースプレート)を踏んで投げなければなりません。また、投手板(ピッチャースプレート)に触れないで投球動作をしてはいけません。

セットポジションで、合わせた手を胸の前ではっきり静止させなければなりません。また、投手板(ピッチャースプレート)を外さずにセットポジションに入ろうとして途中で止めたり、投球動作を途中で止めたりしてはいけません。

投手板(ピッチャースプレート)を踏んでいる時にボールを落としてはいけません。また、投手板(ピッチャースプレート)を踏みながら牽制球を投げる場合、走者(ランナー)が居ない塁に投げてはいけません。

 

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2006年8月12日 (土)

野球の基本的ルール(その9 デッドボールについて)

【デッドボール】

デッドボールとは、簡単に言うと投手の投球が打者に当たってしまう事によりその打者が1塁への進塁を許される事です。しかし、投球が打者に当たれば全てがデッドボールになるとは限りません。

ストライク・ゾーンへの投球に打者が当たってもデッドボールとはならず、ストライクとなります。打者が投球に対して避けようとしなかった場合もデッドボールではなくボールとなります。また、投球が打者に当たってもスイングをしたらストライクです。

デッドボールの条件としてノーバウンドの投球でなければならないと言う事はありません。ワンバウンド以上の投球に対しても避けきれずに当たればデッドボールとなります。また、ユニフォームやヘルメットなど身に着けているものも体の一部とみなされるので、例えユニフォームに掠っただけでもデッドボールとなります。

デッドボールが宣告されると打者は、無条件で1塁への進塁を許されますが、その時に1塁に走者が居ればその1塁走者は2塁への進塁を許されますし、その時に2塁に走者が居ればその2塁走者は3塁への進塁が許されます。

野球は、一つの塁には一人しか居る事が出来ないので上記のように進塁の先の塁に走者が居ればその塁の走者は押し出されるかたちで、次の塁に進塁する事になります。

【危険球】

現在、日本のプロ野球ではセ、パ両リーグとも投手の投球が打者の頭部に向けて故意的に投げられ、デッドボールとなった場合に審判の判断により危険球が宣告され、その投球を投げた投手は即刻退場となります。

故意的であるか否かは、審判の判断によります。なので、頭部へのデッドボールであってもあきらかに変化球のすっぽ抜け等の投げ損じと判断されれば通常のデッドボールの扱いになります。

また、仮に当たった箇所が頭部でなくても危険度が高いと判断されれば危険球が宣告されます。

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2006年8月 8日 (火)

野球の基本的ルール(その8 フェアとファールについて)

フェアとファール

打者の打球がフェアなのかファールなのかと言う事は簡単に言うと打球がファール・ラインの内側に入るか、外側に出てしまうかですが、打球の中にはフェアなのかファールなのかわかり難いものもあります。そこで、今回はフェアとファールの基準をお話したいと思います。

打球がフェアであるかファールであるかの基準は、まず1塁と3塁のベースです。そしてもう一つは両翼のポールです。両翼のポールは、ライト側とレフと側に一つずつあり、ライト側のポールは本塁と一塁を結ぶ線の延長線上に、レフト側のポールは本塁と三塁を結ぶ線の延長線上にあり、そのそれぞれの延長線と打球がノーバウンドで越えるとホームランになるフェンスとの接点に立てられている棒状のものです。

【ポールが基準となるケースについて】

普通は、打球がダイレクトにファール・ゾーンのスタンドに入ったり、フェンスに当たればファールですが、ダイレクトにファール・ゾーンのスタンドに入った場合でも、ポールの内側(フェア・グラウンド側)を通過していればホームランとなります。逆に、打球がダイレクトにホームラン・ゾーンのスタンドに入った場合でもポールの外側(ファール・グラウンド側)を通過していればファールです。

ダイレクトにスタンドに入った打球の基準はポールで、打球がポールを通過した時点でフェア・ゾーンにあるかファール・ゾーンにあるかで、その打球がフェアかファールかが決まります。因みに、打球がポールの遥か上を通過してもポールの位置が基準となります。この時の打球がポールの内側を通過したか外側を通過したかの判断は審判が下します。また、打球がダイレクトにポールに当たるとホームランです。

【1塁と3塁ベースが基準となるケースについて】

打者の打球がダイレクトにスタンドへ入ったり、ファール・ゾーンのフェンスに当たったりしなかった場合、つまり打球が打たれた後に選手やフェンスやスタンドなどの何にも触れずに、最初にグラウンドに落ちた時のその打球のフェアかファールかの基準は1塁と3塁ベースです。

上記のように打球が何にも触れずに最初にグラウンドに落ちた場合、その後その打球がフェンスに当たったり、スタンドに入ったり、審判や選手に触れたり、打球が止まったりした時点で、その打球のフェアかファールかが確定します。

ホームベースから見て1塁と3塁より手前にある打球に関しては、最終的に選手が触れたり、打球が止まった時点でその打球のボールがフェア・ゾーンにあればフェアであり、ファール・ゾーンにあればファールです。因みに、打球に選手が触れたり打球が止まったりした場所がライン上の場合はフェアです。また、選手等の何にも触れる事なくベースに打球が当たった場合もフェアです。

1塁と3塁より後方に飛んだ打球に関しては、打球が何にも触れずに最初にグラウンドに落ちた後、その打球がフェンスに当たったり、スタンドに入ったり、審判や選手に触れたり、打球が止まったりするまでの過程で1塁及び3塁ベースの内側を通過すればフェアであり、外側を通過すればファールです。

上記のケースで典型的な例としては、例えば打者の打球がホームベースから見て三塁手(サード)の左側のフェア・ゾーン(三塁線)を地面を這った打球、すなわちゴロで抜けてレフトのファール・ゾーンに出て行った時です。3塁ベースを通過した後にファール・ゾーンに打球が出てしまってもゴロのように3塁ベース後方のファール・ゾーンに、ダイレクトではない打球が3塁ベースの内側を通過して行ったので、この打球はファールではなくフェアです。

このように、その打球がフェアであるかファールであるかを決める基準は、ファール・ラインはもちろんですが、両翼のポールと1塁及び3塁ベースになります。ただ、ポールと1塁及び3塁ベースの違いは、ポールは打球がダイレクトであるかそうでないかに関わらずポールの内側を通過すればフェア扱いになりますし、外側を通過すればファール扱いになります。一方、1塁及び3塁ベースの場合は打球がダイレクトでそれぞれのベース後方のファール・ゾーンやフェア・ゾーンへ飛んで行った時は、仮に空中で1塁及び3塁ベースの内側や外側を通過したとしても、その打球が最初に落ちたり選手がボールに触れたりした地点がフェア・ゾーンならフェア扱いになりますし、ファール・ゾーンならファール扱いになります。

【その他のわかり難いケースについて】

ファール・ゾーンにある打球にバッター・ボックス内に居る打者(バッター)の体やバットが最初に触れると、その時点でファールです。つまり、その後にフェア・ゾーンにボールが転がり、球がフェア・ゾーンで止まったり守備選手がフェア・ゾーンでボールに触れてもファールです。

【ファールとストライク・カウントの関係】

打者が打った打球がファールと宣告された場合、打者のストライク・カウントが2つ未満の時はストライク・カウントが1つ追加されます。ストライク・カウントが2つの時はファールを打ってもストライク・カウントは増えません。

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2006年8月 7日 (月)

野球の基本的ルール(その7 タッチプレイ)

【タッチ・プレイ】

タッチ・プレイとは、ベースから離れている走者にボールを持った守備選手がタッチする事によってアウトが宣告されるプレイですが、タッチ・プレイでのアウトは塁が詰っている、いないと言うケースは関係ありません。

例えば、1塁のみに走者が居る場合に打者が内野ゴロ(内野に飛んだ打球を守備選手がダイレクトでは捕球しなかった事)を打った時は、2塁はフォース・プレイでもアウトに出来ます。これは、1塁走者はこのケースでは必ず2塁へ進まなければならないので2塁はフォース・プレイが成立するからです。もちろん、タッチ・プレイでもアウトになります。

今度は、例えば2塁のみに走者が居る場合に打者が内野ゴロを打った時は3塁ではフォース・プレイは成立しません。1塁に走者が居らず塁が詰まっていないので、2塁走者は必ず3塁に進まなければならない訳ではありません。ケースによっては、3塁に進まず2塁にとどまっていても構いません。すなわち、2塁走者をアウトにするにはタッチ・プレイが必要となります。

次のケースとして、例えば1塁と3塁に走者が居る場合に打者が内野ゴロを打った時は、1塁走者は必ず2塁に進まなければならないので2塁はフォース・プレイが成立しますが、3塁走者は必ずしも本塁に進む必要はないので、3塁走者をアウトにするにはタッチ・プレイが必要です。

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2006年8月 4日 (金)

野球の基本的ルール(その6 フォースプレイ)

【フォース・プレイ】

打者が打ったフェア・グラウンドに飛んだ打球がダイレクトで守備選手に捕球されなかった時に、1塁走者及び1塁に走者が居る時の手前の塁(例えば3塁から見て2塁のこと)に走者が居る走者(例えば1塁走者が居る時の2塁走者のこと)は、必ず次の塁に進まなければなりません。

それは、例えば走者が1塁に居るケース、または1塁、2塁に居るケース、満塁(1~3塁の全てに走者が居る状態のこと)のケースです。つまり、手前の塁が詰まっている場合です。

通常、打者が打って1塁に向かう時以外はベースに触れていない走者にボールを持った守備選手のタッチをもってアウトとなりますが、塁が詰まっている場合に打球がゴロなどのようにダイレクトで守備選手に捕球されなかった時は、各走者が必ず次の塁に進まなければならないので、いちいちタッチをしなくても打った後の打者の1塁のプレイと同様、走者が次の塁に到達する前にボールを持った守備選手がその塁に触れれば、その時点でその走者はアウトとなります。

例えば、走者(ランナー)が1塁、2塁の時に打者(バッター)が二塁手(セカンド)にゴロを打ったとします。1塁走者(ランナー)が2塁に到達する前にセカンド・ベースを踏んでいる遊撃手(ショート)に二塁手(セカンド)が送球してアウトと言ったケースです。

タッチをしてアウトにする事をタッチ・プレイと言うのに対し、このようなプレイの事をフォース・プレイと言います。因みに、フォース・プレイとは違いますが塁が詰まっている時に打者がフォア・ボールを選んだ場合やデッド・ボールになった場合は、打者が無条件で1塁へ進塁出来るのと同時に、塁が詰まっている各走者も次の塁へ進塁する事が出来ます。

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2006年8月 3日 (木)

野球の基本的ルール(その5 アウトについて)

【アウトとは】

アウトとは、直訳的に言えば攻撃側の選手が死ぬ事です。つまり、アウトになった打者や走者はアウトになった時点でプレイヤーとして無効となり、アウトになる直前までの打者や走者としてのプレイを退かなければなりません。1イニングの間に、このアウトが3つになると攻守交替です。因みに、この攻守交替の事をチェンジと言います。

【基本的なアウト】

・フェア・グラウンドに打ったり、フォア・ボールを選んだりする前にストライクが3つになると三振でアウトです。

・打球がノーバウンドで捕球されるとアウトです。この時もし走者が居た場合、全ての走者は一度打者が打つ前に居た元の塁に帰塁しなければなりません。この時、走者が帰塁するよりも先に、ボールを持った守備側の選手が帰塁すべき塁のベースに触れるとアウトとなります。

例えば、走者(ランナー)が1塁に居る時に打者(バッター)が内野フライを打ったとします。内野手がフライを捕った時に1塁走者(ランナー)が飛び出していて、まだ1塁に戻っていない間にフライを捕った野手が素早くファーストに送球してアウトと言ったケースです。

・打球を打った打者や走者が何れかのベースを踏んでいない時にボールを持った守備側の選手にタッチされるとアウトです。このようなアウトの事をタッチ・アウトと言います。但し、1塁に限りセーフになった後にファール・グラウンドに駆け抜ければベースに付いていなくても、タッチされてアウトになる事はありません。また、本塁は1度踏んでしまえばその時点で得点になるので、その後にベースから離れている状態でタッチされても関係ないのでアウトにはなりません。

・打球がノーバウンドで捕球されずにフェア・グラウンドに飛んだ時、打者が1塁ベースに触れる前に、ボールを持った守備選手が1塁ベースに触れるとアウトです。因みに、打球を打った打者が1塁ベースに触れる前にボールを持った守備選手が1塁に走って来た打者にタッチしても、もちろんアウトです。

例えば、打者がサード(3塁)にワン・バウンド以上する打球(ゴロと言う)を打った時、その打球を打った打者がファースト(1塁)に到達する前に三塁手(サード)がファースト・ベースを踏んだ一塁手(ファースト)に送球してアウトと言ったケースです。または、三塁手(サード)からの送球を受けた一塁手(ファースト)が、打球を打った打者がファースト(1塁)に到達する前にタッチをしても、もちろんアウトです。

アウトになるケースとしては、打球が走者(ランナー)に当たったケースやスリー・バントを失敗したケースなどまだ他にもありますが、ここでは基本的なアウトと言う事で上記のものをご紹介致しました。

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2006年8月 2日 (水)

野球の基本的ルール(その4 ストライクとボール)

【ストライク】

ストライクとは投手が投げたボールを打者が無理する事なく打つ事が出来るゾーンと言う大意があり、そのゾーンに入ったボールは打つべき球と言う事でストライクが宣告されます。

ストライクが宣告されるゾーンを文字通りストライク・ゾーンと言い、ストライク・ゾーンの横幅はホームベースの幅で、高低は打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点から膝下までです。このストライク・ゾーンを投手の投げたボールが一部でも通ればストライクです。

ストライクが宣告されるケースは、打者が投球を見逃した時に、その投球がストライク・ゾーンを通過した場合、投球の通過したコースに関係なく打者が空振りした場合、ストライクのカウントが0ないし1の時にフェア・グラウンド以外に打球が行った場合(これをファール・ボールと言う)です。

【ボール】

ストライク・ゾーンを外れた投球をボールと言います。このボールが一人の打者に対して4つ重なるとフォア・ボールになり、その打者は無条件で一塁へ進塁する事ができます。

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2006年8月 1日 (火)

野球の基本的ルール(その3 攻撃と守備について)

【攻撃と守備】

野球は、攻撃側と守備側に分かれてプレイを行います。攻撃側は、9人のメンバーを1番から9番までの打順を決め、順番に打って行きます。守備側は、フィールド(グラウンド)を9人で九つのポジションを分担して守ります。

【攻撃】

チームの9人の出場メンバーを1番から9番までの打順を決めて、順番に打って行きます。尚、試合前に監督が審判にメンバー票を提出したら試合の途中で打順を換える事は出来ません。

打者(バッター)は、ホームベースを挟んで、ホームベース側から内外野の方を見て左側のバッター・ボックスに右打者が、右側のバッター・ボックスに左打者が入り、バットと呼ばれる握る側の先の方が握り易いように細くなっている円柱形の棒を振って投手が投げて来た球を打ちます。打者は、打つ時にバッターボックスから出て打ってはいけません。

【守備】

フェア・グラウンドを9人で九つのポジションに分かれて守ります。ダイヤモンド内区域を内野と言い、フィールド(グラウンド)のホームベースから見て、内野の外側を外野と言います。

内野を6人で守り、外野を3人で守ります。ピッチャース・マウンドから打者に目掛けて投げるのが投手(ピッチャー)です。ホームベースの後ろで投手の投げた球を受けるのが捕手(キャッチャー)です。一塁ベース付近を守るのが一塁手(ファースト)です。三塁ベース付近を守るのが三塁手(サード)です。二塁ベースを挟んで一塁ベース側を守るのが二塁手(セカンド)です。二塁ベースを挟んで三塁ベース側を守るのが遊撃手(ショート)です。

内野を守る選手のうち、投手と捕手を除く4人を内野手と言い、外野を守る選手を外野手と言います。外野手のうち、ホームベースから見て外野の右側を守るのがライトです。外野の中央を守るのがセンターです。外野の左側を守るのがレフトです。

因みに、それぞれの守備位置にはその守備位置を意味する番号があり、投手(ピッチャー)=1番、捕手(キャッチャー)=2番、一塁手(ファースト)=3番、二塁手(セカンド)=4番、三塁手(サード)=5番、遊撃手(ショート)=6番、レフト=7番、センター=8番、ライト=9番です。例えば、新聞などで「4、3とボールが渡りアウト」などとあれば、セカンド・ゴロでセカンドが捕球後にファーストへ送球してアウトと言う事です。

守備をする選手は投げる手と逆の手に捕球の為にグローブと言う皮製の用具をはめてプレイします。但し、捕手(キャッチャー)と一塁手(ファースト)は捕球回数が多いのでグローブより捕球に適したミットを使用するのが普通です。因みに、捕手(キャッチャー)が使用するミットはキャッチャーミットで、一塁手(ファースト)が使用するミットはファーストミットです。

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2006年7月20日 (木)

野球の基本的ルール(その2 野球のグラウンドについて)

フィールド(グラウンド)
野球は、東京ドームに代表される野球場で行われます。ホームベースと言われる底辺と高さが共に17インチ(=43.178cm)の五角形をした白いベースを中心とした扇形(中心角は直角)のフェア・グラウンドで主にプレイをします。フィールド(グラウンド)のうち、フェア・グラウンド以外はファール・グランドです。扇形の左右両辺の長さは、球場により違いますが100メートル前後であり、両翼を結ぶアーチ部分はフェンスになっており、打者が打った打球がフェンスをノーバウンドで越えるとホームランです。

ホームベースから見て右辺上に1塁ベースがあります。左辺上には3塁ベースがあります。ホームベースからの塁間の距離は1塁、3塁共に90フィート(=27.431m)で、1辺90フィートの正方形をつくり、ホームベースの対角の位置に2塁ベースがあります。1塁ベース、2塁ベース、3塁ベースは共に1辺15インチ(=38.099cm)の白色の正方形です。打者は、投手が投げたボールを打った後まず1塁に走り、状況に応じて2塁、3塁、本塁(ホームベース)の順に走り、本塁を踏む度に得点が入ります。

この4つのベースを総称してダイヤモンドと呼びます。ダイヤモンドの対角線が交わった点付近から投手が打者に対して投げます。この投手が投げる場所は盛り土になっており、これをピッチャース・マウンドと言います。

このピッチャース・マウンド上には長さが24インチ(=60.96cm)で幅が6インチ(=15.24cm)の白いプレイトが埋め込まれており、このプレイトをピッチャース・プレイトと言います。そして、そのピッチャース・プレイトから投手が投げるボールは直径が約7センチでボールの周囲の長さが約23センチで、色は白です。因みに、ピッチャース・プレイトとホームベース間の距離は60.6フィート(=18.44m)です。

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2006年7月14日 (金)

野球の基本的ルール(その1 ゲームの進め方など)

作戦を考えながら観戦すると野球を10倍楽しめる訳ですが、作戦を考える為にはまずは基本的なルールを知らなければ作戦を考えようがありません。そこで、野球の基本的ルールをご紹介しましょう。

【チーム構成】
試合に最低限必要な人数は1チーム9人です。それ以外の選手は控え選手となる訳ですが、ベンチ入りできる人数は高校野球は18名、プロ野球は25名などとなっています。
【ゲームの進め方】
互いのチームが攻守にわかれ、交互にそれぞれ9回づつ攻撃を行います。この交互に攻撃を行う1回、1回の事をイニングと言い、1回目の交互の攻撃を1イニング目、2回目の交互の攻撃を2イニング目と言っていきます。そして、9イニングを終えた時点で得点に差があれば、得点の多いチームの勝ちとなります。9イニングを終えた時点で、互いの得点が同じ時は延長戦となります。
【延長戦】
延長戦に入ると互いのチームの攻撃が1回づつ終了する度に、互いのチームの得点を比べて得点に差がついた時点で得点が多いチームの勝ちとなります。また、後攻めのチームが勝ち越した時は先攻めのチームの得点を1点でも勝ち越した時点で試合終了となります。 因みに、このような終わり方をサヨナラ・ゲームと言い、勝った後攻めのチーム側から言うとサヨナラ勝ちと言います。但し、後攻めのチームが本塁打によって勝ち越した時に限り本塁打による全得点をそれまでの得点に加算してチームの最終得点とします。

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